営業許可の種類
喫茶店とカフェ
営業許可の種類に違いがあるのをご存知ですか❓
また、それに伴って調理レベルや設備にも違いがあります。
喫茶店とカフェの定義や営業形態を詳しく紹介していきます😄
営業許可が異なる✨
カフェは飲食店営業許可を取得しています。
一方、喫茶店は飲食店営業許可よりも取得しやすい喫茶店営業許可があれば開業可能です。
飲食店営業許可と喫茶店営業許可には、アルコールの提供に可否があります。
飲食店営業許可はアルコール提供できるのに対し、喫茶店営業許可はアルコールが認められません。
喫茶店のなかには、アルコールが提供される店舗も見られます。
そのようなお店は、喫茶店を名乗っていても飲食店営業許可を取得しているのです。
可能な調理レベルが異なる✨
営業許可には、アルコールの提供可否だけではなく、可能な調理の種類にも差があります。
喫茶店営業許可で可能な調理は、加熱調理などの単純なもののみ。そのため、喫茶店のメニューではトーストなどの軽食や、ケーキのような菓子類が多く見られます🍰
一方で、飲食店営業許可は加熱調理以外も認められているため、非常に幅広い飲食物の提供ができます。
カフェでは、パスタを始め、メニューのバリエーションも豊富で手の込んだ料理を提供していることが多いです🍝 アルコールの提供と同様に、手の込んだ料理がメニューに載っている喫茶店は、喫茶店営業許可ではなく飲食店営業許可を取得していると推測できるでしょう🍺
設備要件が異なる✨
営業許可の種類で変わるのは、提供される飲食物だけではありません。
営業するために必要な設備も、2つの営業許可では異なります。
喫茶店営業許可を取得した店は、店内が清潔かつ衛生的で、給水と汚水処理が分かれていれば営業可能です。
一方、カフェは喫茶店営業に必要な条件に、冷蔵設備や洗浄設備、給湯設備、客席、客用トイレなどの要件がくわえられます。
飲食店営業許可を取得した方が複雑な調理が可能なので、飲食物を衛生的に保管したり洗浄する設備が必要になるのです。
色々と異なる点を知り、開業などを考えていらっしゃる方はご参考にされてみて下さい😄
本日も宜しくお願い致します☺️