コーヒーの豆知識

コーヒーのかすコーヒーグラウンズについて

おはようございます😃

【本日は抽出後の残ったコーヒーのかすについて】

抽出後のコーヒー粉は「コーヒーのかす」と、ちょっと残念な呼び方をされますが、様々な活用方法があります。そこで全日本コーヒー協会では、「抽出後のコーヒー粉(コーヒーグラウンズ)」と呼ぶことにしたいと考えています。

【コーヒーかすのさまざまな再利用法】

コーヒーのかすは、さまざまなものに再利用できるのです。まず始めに一般家庭で再利用される代表的な事例や、企業での再利用法について紹介します。

【肥料にする】
コーヒーかすが肥料の材料として適している理由は、コーヒー豆の形状にあります。コーヒー豆は、一つ一つに多くの気孔がある多孔質で、水分や匂いを吸収してくれます。

そのため植物の成長を助けるよりも、土壌を整えるための肥料として適しています。肥料を作る時にコーヒーかすと他の材料を混ぜ合わせると、他の材料が持つ水分や悪臭物質をコーヒーかすが吸収し、全体のバランスを良い状態に保つそうです。

【牛舎の環境を整える】
コーヒーを製造する企業でも、製造過程で生じるコーヒーかすなどの廃棄物を積極的に再利用している事例があります。焙煎する時に生豆から落ちるシルバースキンという薄皮(チャフとも言う)や、粉砕時に出る微粉を牧場に提供する取り組み。提供されたコーヒーかすは牛の寝床に使用され、快適な牛の住環境や、牛舎のみならず周辺へ広がる臭いの軽減といった効果も見られるようになったそうです。

【脱臭・防虫・猫よけにする】
コーヒーかすは、脱臭の効果があることで注目されています。特性である無数の細かい気孔が悪臭を吸い込むのです。

濡れた状態のコーヒーかすにも同じ効果はありますが、カビが生えてしまうことも。使い勝手も良くないので、しっかり乾燥させて使用するのがおすすめです。乾燥させたコーヒーかすは、ビンに入れて下駄箱や室内の消臭に使用したり、お茶パックに入れてゴミ箱内や靴の中の消臭に使用したりできます。

さらに、乾燥させたコーヒーかすを玄関先や庭に撒けば、虫よけや猫よけの効果があるとされているのです。また撒くだけでなく、乾燥させたコーヒーかすを耐熱容器にいれて火をつけると、その煙も虫よけになります。

様々な活用が出来るので飲み終わったコーヒーでさえすてるところのない飲み物ですよね😃

本日も宜しくお願い致します😄

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